SMAPって。

つれづれ思うんだけど、SMAPって、日本のアイドルの歴史に「SMAP前」と「SMAP後」を作ってしまった、とんでもないグループだったんだなぁ。こういうのを「エポックメイク」って言うんだろうなぁ。

アイドル氷河期に生まれた彼らは、それこそなんでもしなければ生きていけないという、すっごいサバイバルな環境で育たざるを得なかったわけで、新入りのお笑い芸人みたいにカブリモノをかぶったり、リアクション芸人みたいなことをしたり。
逆に、それまでは「出演してセリフを喋っていればそれでいい」(というのは言い過ぎかもしれないけれど)扱いだったアイドルとしての俳優業も、真剣に演技を勉強して研究してちゃんと「演技ができる俳優」としてオファーが来るまでの存在になってしまった。

彼らが見据えていたいのは、きっと「本格派」という評価だったんじゃないかと思う。
それがお笑いだろうとMCだろうと演技だろうと歌だろうとダンスだろうと、とにかく少しでも高いクオリティのパフォーマンスを提供すべく全力を尽くす。
それがつまり「SMAP」という、氷河期を生き延びて太陽の輝く新時代を切り開いたサバイバーなのだ。(というのは、あまりにも褒め過ぎだけど)

平たく言うと、SMAP以前はちょっと本格派を目指そうとしても「アイドルなのに」って色眼鏡で見られてしまって、つまりはアイドルとして求められているものではなかったんだけど、SMAPからあとは「アイドルだからこそ」なんでも一定以上のレベルでできないと評価されなくなってしまった。

そんな、アイドルとしての存在の仕方のハードルを高く上げてしまったSMAPって、やっぱりかっこいいなぁと思う。
それだけに、やっぱ残念だよなぁ、と強く、思う。

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